JMatPro ®
先進的シミュレーションソフトウェア
JMatProの概要
JMatPro®は、英国ギルフォードにあるSente Software Ltd.の製品で、MatPlus社はドイツ語圏の代理店として、販売、サポート、サービスおよびトレーニングを行っています。
JMatPro®は、鉄鋼やニッケル合金、アルミニウム合金、チタン合金、マグネシウム合金、コバルト合金、銅合金、はんだ用合金といった、様々な技術用合金の温度依存物性値を計算するための実用性に優れたツールです。
- 熱力学計算Calphad法に基づく平衡状態、相変態
- 凝固シミュレーション(Scheil,逆拡散)
- 相変態および析出曲線(TTT, CCT, TTP)
- 熱膨張係数や熱容量などの物性値
- 強度やひずみ曲線などの力学特性
- 材料カードのさまざまなCAEへのエクスポート
多くの企業において活用されています
JMatPro®は、世界中の多くの企業で普及しているだけでなく、教育・研究分野でも利用が拡大しています:
- 開発/材料の最適化/技術
- CAE/FEM計算のための材料データ生成
JMatPro® は使いやすいグラフィカルユーザーインターフェースを備えており、利用ユーザーにも好評です。複雑な合金であっても、短時間で目に見える結果を得ることができます。
材料の種類ごとに利用可能なJMatPro®の計算タイプをまとめた表は、こちらからダウンロード可能です。

セールスポイント
- JMatPro® は、十分に確立された熱力学(CalPhaD)と材料特性の計算を組み合わせた世界でもユニークなソフトウェアです。
- JMatPro®は固体熱力学+物理ベースモデルを適用することで、幅広い組成に対して一貫した結果を提供します。
- JMatPro®は、相変態や析出物の実用的な計算モジュールを適用することにより、平衡計算を拡張します。
- JMatPro®は操作性に優れており、習得に必要な労力は少なくてすみます。
- JMatPro®は高速で堅牢なアルゴリズムを採用しているため、複雑な多成分合金の計算も短時間で行うことができます。
- JMatPro®は、様々なCAEシステムのための正確な材料カードを計算することができます。
利用者とコミュニティについて
- JMatProは、イギリスのSente Software社のチームによって継続的に開発されています。ドイツと米国で定期的に開催されるユーザーミーティングでのユーザーとの活発な意見交換を通じて、現場の声を反映した開発が行われています。
- ご満足いただけているユーザーの数は増えてきています。そこで、私たちは、カスタマーデー、ユーザーミーティング、トレーニングコースなどを通じて、ユーザー間の情報交換を強化しています。お客様の業界に関する参考文献など、お気軽にお問い合わせください。
各種CAEシステムとのインターフェイス – 材料カード
- Simufact (Simufact.forming – 加工シミュレーション、Simufact.premap - 熱処理シミュレーション)
- Deform (Deform – 加工シミュレーション、Deform-HT – 熱処理シミュレーション)
- Forge ( 加工シミュレーション )
- COMSOL Multiphysics ( 熱処理シミュレーション )
- QForm ( 加工シミュレーション )
- Abaqus ( 加工シミュレーション )
- LS-Dyna ( 加工シミュレーション )
- Dynaweld ( 加工シミュレーション )
- Sysweld (溶接シミュレーション )
- Ansys (汎用FEMシミュレーション )
- Magmasoft (凝固シミュレーション )
- TherCast (凝固シミュレーション )
- Flow3D (凝固シミュレーション )
データはASCIIファイルとしても書き出せます。またコピーペーストでも抜き出せます。
その他の情報
より詳しい情報は、Sente Software Ltd.のウェブサイトなどでご覧いただけます。
JMatPro デモ版 記事とドキュメントのダウンロード